電気工事士の試験概要

電気工事士の試験【筆記試験について】

電気工事士の資格を得るには、まずは筆記試験に合格する必要があります。解答方法は、解答群の中から正解を選んでマークシートに記入するいわゆるマークシート方式です。第一種・第二種共に問題数は、50問で設問に答える一般問題、工事材料や配線器具類の写真から名称を答える鑑別問題、配線図から設問に答える配線図の3種の問題があります。試験時間は2時間です。なお、電卓及び計算尺の使用は出来ませんので気をつけましょう。

筆記試験の免除について

  • 第1種電気工事士試験・・・電気主任技術者の資格保有等により免除されます。
  • 第2種電気工事士試験・・・工業高校電気科卒業や専門学校、大学などの認定校の科目取得による卒業、電気主任技術者の資格保有等により免除されます。

試験科目と試験範囲

試験科目と試験範囲は下記のとおりです(^-^)

電気に関する基礎理論

  • 電流、電圧、電力及び電気抵抗 
  • 導体及び絶縁体 
  • 交流電気の基礎概念
  • 電気回路の計算

配電理論及び配線設計

  • 配電方式 
  • 引込線 
  • 配線

電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具

  • 電気機器及び配線器具の構造及び性能 
  • 電気工事用の材料の材質及び用途 
  • 電気工事用の工具の用途

電気工事の施工方法

  • 配線工事の方法 
  • 電気機器及び配線器具の設置工事の方法
  • コード及びキャブタイヤケーブルの取り付け方法
  • 接地工事の方法

一般用電気工作物の検査方法

  • 点検の方法 
  • 導通試験の方法 
  • 絶縁抵抗測定の方法 
  • 接地抵抗測定の方法 
  • 試験用器具の性能及び使用方法

配線図

  • 配線図の表示事項及び表示方法

一般用電気工作物の保安に関する法令

  • 電気工事士法、同法施行例、同法施行規則
  • 電気設備に関する技術基準を定める省令 
  • 電気用品安全法、同法施行例、同法施行規則及び電気用品の技術上の基準を定める省令

電気工事士の試験【技能試験について】

筆記試験に合格したら、次は技能試験です。技能試験は、単位作業試験が実施されます。電動工具以外の作業用工具を使用して、配線図で与えられた問題を持参した工具を使い、支給される材料で決められた一定時間内に完成させ、技能を評価する試験です。

試験概要

試験時間は35分程度です。実際にケーブルやスイッチなどを使用し造営材に見立てた作業板の上で施行するものです。第1種電気工事士は10問、第2種電気工事士は13問の候補問題が事前に試験センターより、インターネットなどで公表されます。ただし、施工条件は公表されないため、予測を立てて試験対策をする必要があります。

技能試験に必要な能力

技能試験に合格するためには以下の能力が必要とされます。

  • 電線の接続
  • 配線工事
  • 電気機器及び配線器具の設置
  • 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
  • コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
  • 接地工事
  • 電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
  • 一般用電気工作物の検査
  • 一般用電気工作物の故障箇所の修理

実務経験の対象の電気工事とは?

  • 事業用電気工作物のうち、電気事業の用に供する電気工作物又は、最大電力500kW以上の自家用電気工作物の設置・変更の工事
  • 経済産業大臣が指定する第2種電気工事士養成施設の教員として担当する第二種電気工事士養成に必要な実習
  • 第2種電気工事士免状又は旧電気工事士免状取得後に行った一般用電気工作物の電気工事
  • 認定電気工事従事者証取得後に行った簡易電気工事

実務経験の対象外の電気工事とは?

  • 5万V以上で使用する架空電線路の工事
  • 保安通信設備の工事
  • キュービクルや変圧器等の据え付けに伴う基礎工事電気工事士法施行令で電気工事の作業から除かれる軽微な工事
  • 電気工事士法で別の資格が必要とされる特殊電気工事(最大電力500kW未満の需要設備における電気工事のうちネオン工事及び非常用予備発電装置工事)
  • 電気設備の設計または検査のみの業務で、自ら施工しない場合
  • 電気機器の製造業務

電気工事士免状交付手数料

さあ、見事電気工事士に合格したら、次に免状の交付を申請しましょう。東京都の場合は現金で納入。東京都以外では、各道府県収入証紙にて納入します☆

  • 第1種電気工事士5,900円(再交付2,600円) 
  • 第2種電気工事士5,200円(再交付2,600円)